2018年9月1日(土)は協会初の弘前ねぷた囃子の講座です。
津軽を代表するとても有名な祭りですね。
熱~い祭りの場面をテレビでご覧になったり、実際に訪れた方もいらっしゃるでしょう。
あの恰好いい笛を吹けたらいいなあと思いませんか?
どこで習えるのかな、
津軽まで行かないと教室ないかな。
そもそも教室あるのかな・・・・
流派があるのかな、でも入会したら継続しないとだめだろうな・・・
色々、考え始めると、ちょこっと習いたいだけなのに大変そうです。
でも!
そういった伝統的な流派を学ぶ際にどうしても付いてくる敷居の高さを
日本篠笛協会の講座ではとっぱらいました。
伝統的なジャンルの芸能は、特定の流派に入門しないと学べる機会が少なく、一度入門すると、別の門下へ移籍するのはとても困難であったりします。
伝統的なものを学ぶのは実に狭き門なのですね。
けれども、笛好きなら色々とかじってみたい、と思いませんか?
日本の祭り囃子といっても地域によってさまざまな種類があります。
あれもこれも、魅力的。
ちょっと手を出してみたいな・・・
そういった熱い想いを抱く笛好きな皆さまのご要望に寄り添うべく、今年、篠笛協会が開催しているのが各地の祭り囃子の講座です。
このどれもが素晴らしい講師をお招きし、特定の流派に入門することなく、継続を求められることもなく、しかしながら、きちんとした講習を受けることができます。
祭り囃子の笛体験を豊かにしていただくチャンスです。
次回の講座はもう目の前!
津軽を代表する「ねぷた祭り」です。
講師は佐藤ぶん太、先生です。
楽譜は使わず、伝統的な伝承法である口伝により、歌いながら学びます。
口伝とは、笛の音色のニュアンス、メロディライン、リズム、テンポ・・などといった音楽に欠かせない重要な要素を、歌うことで丸ごと一度に伝えることのできる合理的な伝承法です。
しかし、だからといって、たった一度の機会では吹きこなすのは難しいでしょう。
受講日にはぜひ録音をとり、メモを取り、積極的に参加なさってください。
録音をあとで聴く事は、深い学びに繋がることがわかっています。
来年はねぷたデビューできるかもしれませんね!
また、登山囃子笛という独特な笛を使い、篠笛にも通じるいい音を出すにはどうすればいいのか、という具体的な講義も用意されています。
いい音を出したい、というのは笛吹きに共通する大きな目標ですね。
参加者のみなさんは、どういう音色を出せるようになりたいのか。
一度しっかりと目標を定めてみてください。
そして、そのためにはどういった練習を積めば早く目標へ近づけるのか。
具体的なアドバイスをもらえるチャンスとなっています。
今年の篠笛協会で開催するねぷた囃子の講義はこの一度きりです。
ぜひまたとない機会を逃さないでください。
みなさまのご参加をお待ちしています。
お申し込みは以下からお待ちしています。